カテゴリ:音楽とあれこれ( 3 )

c0199096_16103037.jpg
         赤いお空をつかもうと… 




昨日の夜は高の友人でこないだのコンサートのホストバンドをしてくれた
Just Friends Quartet (JFQ) のみなさんのライブに行ってきました。

誘って来てくれたTちゃんはいきなりJFQと初合わせで[My Funny Valentine]を見事にやってくれました。
いや、ほんと素晴らしい声!上から下までよく鳴る楽器をお持ちです。体が鳴っているし。。。
しかも自由。そして思想がある。すごかった、Tちゃん。
旭川からノリさんも来て[Tristeza]もやりました。

ジャズやる人ってすごいね☆”!


JFQは私はじめて聴いたんです。
ジャズなのにオリジナル曲が多くて、その完成度の高さにびっくり。
Rossoさんの新曲なんて他のメンバーは「今日はじめて譜面見た」という状態ながら
すばらしい演奏でした。曲も良かった^^
ピアノ譜を見せてもらいましたがすばらしく完成された美しい譜面。
ちゃんと音符で細かく書いてあります。
甘えのない作曲者としての職人の仕事とお見受けしました。
それをまたアレンジ利かせて曲に生きた息吹を吹き込むMさんも職人。
ベース、ドラムスもしかり。

そしてピアノのMさんが作曲した高に捧げて書いてくださった[AtoZ]。。。
なんて美しく清んで明るい、かわいらしくて、湿っていないリリカルさがある曲!
すばらしい。
飄々として明るく、存在で愛をしめした高にふさわしい曲。
『こんな風に思い出してもらえるなんて、高はなんて幸せなんだろう…』というような曲でした。
透明でカラッとして、でもあたたかい思いが伝わって涙が出ました。


さて、Rossoさん(トランペット)の書いた譜面は私にはとてもなじみがあります。
と言うのも、高はホーンセクションのアレンジのほとんどをRossoさんにまかせきりで
しゅごッチィさん(トロンボーン)も書いていたのですけれど、(3バンド平行してましたからすごい量です)
高はとうとう1曲も書かなかったのですね^^;
しかもテナーサックス用の転調譜面を書くのは私にやらせることが多かった。
それで私はRossoさんの譜面を見慣れていたというわけです。

でもところどころ私の譜面が間違っていたりして
「Oっちゃん違ってたよ!」とかライブのあとで怒られたり。。。
つまり高もステージで初見ということが多かった。
昨日もその話をして笑ったんですが、
Rossoさんが言うには
高の眉毛が上がって、ふっと目を見開いて譜面を見たまま表情が凍り…
「そういうときにはアイツは吹いてない!」とのこと^^;
で、ホーンの箇所が終わるとホッとしたようにニコッとするのですねAAA^^;

ああ、でもこの3人のユニゾンとハーモニーの美しかったこと!奇跡のように美しかった。
もう聴けないなんて。。。




遊びをせんとや生まれけむ
戯れせむとや生まれけん
遊ぶ子どもの声きけば
我が身さえこそ動(ゆる)がるれ

                (梁塵秘抄 巻第二 四句神歌 雑)



高は遊びを貫いた人生でしたが(仕事もぜんぜん手を抜かなかったです…)
あの人たちはみんなそうですね。



体だけ大事にしてほしい。
ほんとに。ほんとに。
[PR]
by widow-motokichi | 2009-11-15 17:06 | 音楽とあれこれ
c0199096_031562.jpg
        チンしてバターで食べても美味しいミニかぼちゃプッチーニ。今日花屋さんで買いました^^



ドラマ白洲次郎見てますか?
明日最終回です。
今日の再放送もよかった。
うん。音楽が特に!

音楽を担当しているのは大友良英さんです。


あの河上徹太郎という文士のトイピアノシーン!
それからノイズのGHQシーン。
素晴らしいドライブ感!

Jesus loves me this I know, for the Bible tells me so…とか
ギター、サックス、ドラムス…
やっぱりかっこいい!

一気に上がった^^
ハレルヤ☆”! 




こないだ大友さんの札幌ライブがあって
でも聖歌隊の練習日だったんで私は行けなかったんですけどね。。。
なんでぶつかるんでしょうか。。。(-д-;)?




それと大友さんのドキュメンタリー映画が好評です。
海外の映画祭でもオファー殺到、ロッテルダム国際映画祭で招待上映、
東京では満員立ち見だったそうですよ。
札幌ではこれから1回上映です。

「KIKOE」 

10/18(日)  20:15~(限定1回上映) 一般/¥1700  
at シアター・キノ (南3西6 南3条グランドビル2F )
http://www.kikoe-otomo.com/


メールスとか札幌での大友さんのライブ映像も見られるお得版です^^ 
ご興味のある方是非どうぞ。
[PR]
by widow-motokichi | 2009-09-23 00:33 | 音楽とあれこれ
c0199096_20435754.jpg


昨日からずっと頭を離れなかったことがあって、それは

「自分がいなくてもいいなんて考えちゃダメだ。そうしたらもうなにもできなくなる」

っていう、前に [A MAN FROM THE EAST] のCDジャケットの仕事を紹介させてもらった
宝示戸亮二さんのお言葉。。。


死ぬ…とかそこまで行かないけど、ちょっと空しくて。。。
風邪も引いてたけど、心も風邪だったのね。


この言葉は・・・
10年ほど前アバンギャルド系即興音楽のワークショップというのがよく開催されていたのですけど、
それに1度出たの。。。VOICEでね^^;
最初集まったみんながそれぞれソロで披露して、そのあとプロデューサーが
「誰々と誰々さんのデュオ」「誰々と誰々と誰々」。。。みたいにその場でグループを強制的につくってバンドやらせるの。
もちろん打ち合わせも用意させた曲もなし。全部即興。

私のソロ評判よかったみたい。。。^^;
NYニッティングファクトリーのドラマー、トム・ベネットさんもゲストで来ていたんだけど面白がってくれてた。
で、プロデューサーが寶示戸さんで、私はトムさんのいるバンドに配属になりました。

こんなバンドでなんかするなんてそれまでも(それからも)1度もなかったことで、
しかも周りの音を聞きながら即興でなんか声を出すの。


私聞いちゃって。。。で、入れなくなった。
でもそれじゃここに来た意味がないから、「きゃー」だったか「ノー」だったか叫んで、
それを繰り返した。
そしたらリズムがうまれてくるでしょ。
リズムのあるところに混沌は引っ張られる。。。で、みんなが乗ってきてくれて、音楽の方向が変わっていく。
やりながら自分の居場所を探していった。すぐ崩れる。また探す。。。乗る。壊す。つくる。。。

終わってから膝がガクンと崩れるみたいになった。


そして寶示戸さんに「どうしたの?けっこう黙っちゃったね…」って言われて、
「どう入ろうかと聴いていたら、自分がいなくてもすっかり音楽になっていて、
いなくてもいいんだな…と思ったら入れなかったんですよね…」と言ったの。

冒頭のはそれからすぐにいわれた言葉。


たくさん、そういう思いをしてきているんだってすぐわかった。


人生も同じだよね。
いなくてもいい。。。(つながってる人にとっては別よ!)。。。でもそれはみんな同じ。
クラシックみたいに楽譜用意されて「ここでこの音」と示されている人生なんて本当はない。

みんな自分の場所を探して自分を奏でているんだよね。


でもそんな一人ひとりが神様の交響楽を演奏しているんだなって思う。
たとえ『自分はうまくジャムれない…』と悩んでいたとしても、
大きい神様の目から見たら誰だってソロパートのある、でも他とハーモニーを奏でている
大切なパートなんだなって。。。


調子悪い頭と体で、今日一日そんなことを考えてたのでした。


朝読んだyodaさんのブログ記事(昨日の夜の…)に引っ張り上げられてドツボにならずに済みました。
感謝。。。(私はほれてないよっ!←今日の記事…)



上の絵は寶示戸さんの92~93年ごろの新宿ピットインソロライブ用のフライヤーに使ったイラストです。
黒くなっちゃった。
これも前のブログに載せました。。。すみません。。。写真撮ってないの…^^;
[PR]
by widow-motokichi | 2009-02-06 21:02 | 音楽とあれこれ